山陽新聞からの認知症に関するニュース

第2部 やさしい手 (5) 一人きりの夜
山陽新聞 - 2009-03-10
岡山市内の認知症対応型グループホームで“異変”が起きた。 午前零時すぎ。耳をつんざくような音が響いた。つえを振り回して部屋から出てきた男性が、壁をたたき、床を突く。大声で何か叫んでいた。 その日の夜勤は安原道代さん(36)=仮名=ただ一人。 ...
第2部 やさしい手 (2) 瀬戸際
山陽新聞 - 2009-03-06
認知症や介護度の重い人の身体介護を積極的に引き受ける。自宅でのみとりを望む人にもかかわってきた。 二月上旬の日曜日。午後九時半、二人の息子を夫(34)に託した枝本さんは、部屋着の上にコートを羽織り、車に乗った。 二十分で到着した民家には、八十代の夫婦が ...
第1部 支えの場で (10) 家にいたい
山陽新聞 - 2009-02-20
認知症がない、自分の口で食べられる―。もろもろの条件に加え、「家にいたい」との本人の意思の固さと、それを理解し全面的にバックアップする長女がいたからだ。 入院中、おむつを当てられ、人の手で食事させられることを悔しがった春江さん。 ...
第1部 支えの場で (8) 専門職
山陽新聞 - 2009-02-18
認知症もある。長く自宅療養を続けてきたが、年明け後に体調を崩し、デイサービス通いを休んでいる。 同居する長男泰啓(やすひろ)さん(60)は脳性まひで車いす生活。不安を募らせる泰啓さんのため、内藤さんがヘルパー、訪問看護、デイサービスの各事業者に声をかけ ...
第1部 支えの場で (6) 最後の砦
山陽新聞 - 2009-02-14
西粟倉村坂根の建築業田中貞己さん(57)が、認知症の母親ぬい子さん(88)を施設に訪ねた。村内からの入所者は約十人。計五十人が暮らす。 在宅介護をほぼ十年続けた。五年目を過ぎたころ、紙おむつの便を手で触れたり、花瓶の花を口にする「異食」行動が表れた。 ...
第1部 支えの場で (4) 親 子
山陽新聞 - 2009-02-12
高速道路の先に、認知症対応型グループホームで暮らす母がいる。この四年間、千葉正彦さん(50)=仮名=は、妻(50)と一緒に関西の自宅と故郷の津山市を車で往復し続けてきた。 症状の進行は緩やかになったようだ。入所して一年。母・房江さん(75)=同=は活発 ...
第1部 支えの場で (3) 認知症
山陽新聞 - 2009-02-12
認知症が進んだ千葉さんが津山市内のグループホームに入って一年がたつ。 「おしょうゆ貸して」と言い合って暮らしていた。もう半世紀の付き合いだ。上野さんが千葉さんに異変を感じ始めたのは四年前の二〇〇五年初め。夫を亡くした後だった。 生きがいがプツンと切れた ...
第1部 支えの場で (1) 再会
山陽新聞 - 2009-02-10
認知症対応型グループホームの居間にはクリスマスツリーが飾られていた。 会いに来たかったが、踏ん切りがつかないでいた。複雑な気持ちがあったからだ。津山市内の老人保健施設に併設された居宅介護支援事業所のケアマネジャー、立石千景さん(52)が、初めて千葉さん ...
第1部 支えの場で (1) 谷 間
山陽新聞 - 2009-02-10
「認知症が進んだ原因はいろいろあるかもしれない。でも、変化に気付いたとき、何でもっとアクションが起こせなかったのか…」 「要介護1」から、最も軽度の「要支援1」へ。二〇〇六年春の介護保険法改正で、千葉房江さん(75)=仮名=がそう判定されて半年。 ...
認知症患者支えよう 全地区でサポーター養成へ 吉備中央町
山陽新聞 - 2009-01-08
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職員の待遇改善を着実に 介護報酬アップ
山陽新聞 - 2008-12-27
認知症患者受け入れや終末期のみとりなどに対しても報酬が上乗せされた。 また、人件費が高い大都市部や、効率的な運営が難しい中山間地域の事業所を対象にした上乗せもある。さまざまな課題に直面する介護現場に対して、サービスの内容や地域性、事業規模などに応じた ...